ケロリンの湯桶は全国に200万個。今ではすっかりお馴染みになりました。しかし、長い間たくさんの方に愛用され続けているわけにはちょっとした秘密があります。ここではそのほんの一部をご紹介しましょう。今まで知らなかったケロリン湯桶を理解することによって、さらに親しみやすい、使っていて心地よいグッズになるはずです。

コマーシャル湯桶



 ケロリン湯桶は一般に販売されている湯桶とは性質が違います。

 第一に販売を目的に作られたものではなく、広告媒体の一つとして考案されたものなのです。昭和38年に内外薬品の当時の代表者に「湯桶にケロリンの広告を出しませんか?」と提案したのがきっかけで、試験的に東京温泉に置かしていただくことになりました。ここでの評判が大変良かったため、それから全国展開に踏み切り、日本中の銭湯、温泉施設、ゴルフ場等へ拡がって行きました。

色あせない印刷技術



 第二に風呂場で使用する特殊な広告媒体であったため、数々の工夫がされています。一つはそのかたちです。プラスチック製なので滑らないように、木桶のタガに当たる段があり持ちやすいように設計されています。もう一つの特徴はその印刷技術です。従来の印刷ではインクを乗せるようになっていて長時間の使用に耐えられません。ケロリン湯桶で採用しているキクプリント(PAT.641408)という印刷技術はインクを埋め込むかたちになるので熱や薬品に強いという特徴があります。
 

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